箱根強羅温泉へ行ってきました。
子連れで宿泊するとなると、どんなお宿を選ぶか迷いますよね。今回泊まった『強羅にごりの湯宿のうのう箱根』は、2歳の幼児連れにもありがたい満足のお宿でした。
子連れ旅行の際に宿を選ぶポイントや実際に訪れてみて感じたことをご紹介します。
幼児を連れて旅行に行くことには、ずいぶん慣れてきた我が家。宿で快適に過ごすためには、予約する際に子連れ歓迎の宿かどうかということを確認しておくことが大事です。
サイト上で子ども向けの食事メニューや、貸し出しできるグッズ(おむつバケツ・子ども用おもちゃ・子ども用イスなど)があるかなどを確認すると、子ども向けに対応しているかどうかというのはある程度分かります。
また、子どもがまだ小さい場合は、貸切温泉が確実に楽です。食事も部屋食であれば、食べ終わった子どもは遊ばせながら周りを気にせず楽しむことができるので、ゆったりできておすすめ。
『のうのう箱根』を調べてみたところ、子ども用貸し出しおもちゃがあったり、予約をすれば子ども用の食事メニューも用意できるとのこと(結局取り分けで対応しましたが)。子連れにも優しい宿との口コミも考慮して、予約しました。
『のうのう箱根』は、客室数10室というこじんまりとしたお宿でした。
今回は電車・バスを使った旅行だったため、駅からの送迎をお願いしました。
強羅駅からわりと坂を上って行った場所にあるので、車で行かないのであれば、送迎をお願いするとよいです。駅に近づいた時点で旅館に電話をして迎えにきてもらいました。
翌朝も、大涌谷へ行くため、ロープウェイの駅まで送迎してもらいました。ロープウェイの駅は徒歩10分くらいの距離ですが、これもかなりの坂なので、送迎してもらえるのはありがたかったです。
私たちが宿泊したのは、客室露天風呂なしのリーズナブルなお部屋だったのですが、客室内は洗練されたオシャレな和室でした。
一部屋に通路を挟んで座敷とベッドがある珍しい間取りで、部屋全体を見渡せるのが子連れには嬉しいです。が、座敷とベッドはそれぞれ小上がりになっているため、よちよちの赤ちゃんだと段差が危険で目が離せないかも。
座敷のテーブルには、子ども用のかわいい椅子も置いてもらっていて娘は喜んでました。部屋食だったので、夕食を食べる際にも便利でした。
ローベッドが2つならんでいるのですが、ぴったりくっつけると間から落ちる心配もなく、3人で快適に寝られました。
お部屋には貸し出しグッズもいろいろあるので、宿でゆったり時間をとれるのであれば、おもちゃやDVDを借りることもできます。
今回、夕食は部屋食でお願いしました。豪華懐石はどれもとても美味しくて、量もたっぷりありました。一品ずつ順番に運んでくれて、一つ一つ丁寧に料理の説明をしてくれます。
子どもの夕食は取り分けで対応したのですが、白ごはんとふりかけを出していただいて、子ども用の食器とスプーンフォークも準備してくれていました。
品数が多いので、最後のさんまの釜めしは食べきれなかったのですが、夜食用におにぎりも作ってもらえて大満足でした。
アルコール類もお部屋で注文できます。
ホテル内の自販機ではアルコール類を販売してないので、飲みたい場合は注文するしかないです。売店に日本酒が一種類だけ置いてあったかな?というかんじでした。
朝食はレストランにて。
レストランも一つ一つのテーブルが個室(半個室?)になっていて、ゆっくりできました。
1プレートにちょっとずついろんなものが並んでいて、普段は食べられない朝ごはんが嬉しかったです。特に気に入ったのはだし茶漬け。朝からほっこりしました。
貸切露天風呂を使用したい場合、チェックインの際に入りたい時間帯を予約します。
私たちが訪れたのは17:00くらいだったのですが、すでに夕食までの時間は埋まってしまっていたので20:00から予約しました。夕食までの早い時間帯を希望する場合は、早めに連絡するとよいかもしれません。
使用できる時間は45分間。いったん外の通路へ出てから、お風呂の入り口へ向かいます。
露天風呂はこじんまりとしていますが、体を洗うシャワーとシャンプー、コンディショナー、ボディソープも置いてあるので、子連れの場合は大浴場には行かずに貸切露天のみで済ませてしまうこともできます。
湯舟は家族3人で入ってちょうどよいくらいの大きさでした。冬はめちゃくちゃ寒いので、とにかく湯舟に浸からないと凍えます。脱衣所にはストーブがあるので着替えはそれほど寒くなかったです。脱衣所にトイレはないので、お部屋で済ませてから行きましょう。
『強羅にごりの湯宿のうのう箱根』は、子連れで訪れるのにも快適なお宿でした。
食事も温泉もお部屋も大満足。ただ一つ困ったのは、売店がかなり小さく、徒歩圏内にコンビニなどもないので、必要なものをすぐに手に入れるのが難しかったことくらいです。
訪れる場合には、必要なものはしっかり準備して行くことをおすすめします(化粧道具を一式忘れた私からの忠告でした!笑)。