長崎県雲仙市にあるレストハウス『森のしらべ』は、一日一組限定で宿泊できるお宿です。
人数の多い家族や、三世代の旅行などにおすすめの貸切宿で、赤ちゃんや幼児連れも過ごしやすく快適でした。食事も付けられるし貸切温泉もあって贅沢です。
どんなお宿だったか、詳しくご紹介します。
目次
長崎県雲仙市にある温泉街には、いくつもの旅館が立ち並んでいます。
レストハウス『森のしらべ』は、その温泉街よりも車で少し道を下ったところにポツンと建っているおしゃれな一軒家。
お昼は1階がレストランとして営業していて、2階部分に一日一組限定で宿泊することができます（デイユースのプランもあります）。
貸切ということもあり、これまで泊まったどんな宿よりも「おうち感」のある宿でしたが、それがかえって落ち着いて過ごせました。
宿泊できる2階部分には、広いリビングと和室、寝室が2部屋あります。大人6人、子ども（1歳児）1人という大人数で訪れたのですが、広さもちょうどよく、みんなで快適に過ごすことができました。周りの迷惑を考えなくていいので、子連れにとってはすごくありがたかったです。
広いリビングには、ソファー（大人5～6人座れるくらいの大きさ）とテレビが置いてあって、ゆったりとくつろげます。
DVDやテレビゲーム（Wii）、カラオケのマイクも置いてあるので、みんなで遊べるのも嬉しいです。
リビングの隣には8畳の和室があって、ここに布団を敷いて3～4人くらいは寝られます。子連れだとここに寝るのが楽です。
また、寝室にはベッドが3つと、4畳半の部屋が1部屋あってソファーベッドが1台あるので、8人くらいは泊まれるかなという広さでした。
宿泊する建物から一度出て、庭を歩いた先にある『残響の湯』。
入口は紅葉が色づいていて、すごくいい雰囲気です。ペンション風のお宿でこんなお風呂が付いてるところって珍しいですよね。もちろん温泉も貸切です。贅沢！
脱衣所にはアメニティがずらりと置いてあって、自由に使えるのも嬉しいです。温泉の湯は米ぬか湯で、美肌効果も期待できそう！
子どもには少しお湯が熱いので、蛇口から水を足しながら浸かるとちょうどよかったです（貸切なので、そういう調節も自由にできて楽です）。
夕食は、和食と洋食のコースどちらかを予約時に選びます。今回私たちは、雲仙和牛のしゃぶしゃぶプランを予約しました。食事は1階で食べるのですが、薪ストーブのあるカントリー風のレストランでした。よい雰囲気。
季節の前菜から始まって、しゃぶしゃぶ、蟹のグラタン、鯛の塩焼きなど美味しいごちそうを堪能しました。しゃぶしゃぶのお肉は柔らかくてとろけました。1歳の娘には、ごはんを別で注文して、私のおかずを取り分けました。デザートはサービスで出していただいて嬉しかったです。
朝食も和食と洋食から選べます。洋食は焼き立てパン、スープ、サラダ、オムレツ、デザート。どれもとってもおいしかったです。
が、お宿で出される料理にしては若干量が少ないのが残念でした。
私はあまり食べる方ではないのでいいのですが、夕食も朝食も男性陣にはちょっともの足りないかんじでした。特に朝ごはんのパンは4種類と書いてあるのですが、4種類のパンを切って3～4人分？にしてあったので、実質小さめのパンを1人1個～2個分くらいだったのは淋しい気がしました。
また、朝食の時間を前日に聞かれるのですが、8：30～か9：00～のどちらかというのは、ちょっと遅すぎました。夫婦で経営されているようで、いろいろ事情があるかとは思うのですが、できれば遅くても8：00くらいには食べたかった。朝早くから出かけたい場合は、朝食の時間を確認しておいた方がよいです。
『森のしらべ』から車で10分ほどのところに雲仙温泉街があります。
ここには「雲仙地獄」と呼ばれる温泉がいくつも噴き出している場所があり、なかなか迫力がありました（近付くと大量の湯気が立ち上っているのが見えてきます）。
また、車で20分くらい行けば、雲仙ロープウェイもあります。妙見岳の頂上まで登ると、火山や眼下に広がる絶景を楽しむことができます。
レストハウス『森のしらべ』は、子連れファミリーにおすすめの快適なお宿でした。
温泉街にある旅館に宿泊するのもいいですが、こういうこじんまりとしたお宿で周りを気にせず過ごせるというのも魅力的。食事はおいしいし、温泉もくつろげるし、かなり贅沢でした。
宿泊は1日1組限定なので、予定が決まったら早めに予約しておくことをおすすめします。
雲仙観光の際には、ぜひ訪れてみてくださいねー。
| 【施設情報】 ■所在地 長崎県雲仙市千々石町庚4568-59 ■TEL 0957-37-6556 ■営業時間（レストラン） 12：00～日没まで ※火・水定休 |
