手作りのベビー服を赤ちゃんに着せたい!
…と思っても、服を作るのはハードルが高かった裁縫初心者の私。ですが、とあるきっかけでやる気に目覚め、気合いを入れて挑戦してみました。
私が最初に揃えた道具や、参考にした本をご紹介します。
目次
これまではベビー服のこともよく分からなくて、お祝いでもらったロンパースをとりあえずこれでいいか…と着せてたんですが、ハイハイが始まる頃からは、そろそろ上下別々の服も着せたいなぁと思うようになってきました。
子どもと一緒に児童館へ通っていると、同じくらいの月齢のお友達にたくさん会えます。
あの子のスカート可愛いなー。
赤ちゃんでもあんなに可愛いワンピース着せられるのかー。
とか、観察しながら密かにいろいろ思ってたんですねw
ある日、私がいつも可愛い服着てるなーと思ってた子のママに「服、どこで買ってるんですか?」って聞いてみたんです。
そしたら、「これ、作ったんです~」と言われて、びっくり。
なんていうか、手作りって下手すると既製品よりちょっとダサくなっちゃうような気がしてたんですが、その子の服を見てからガラッとイメージが変わりました。
普段買ってる安物のベビー服なんか、比べ物にならないくらい可愛い。
私もあんな風に作れるようになりたい…!!!!
と完全に影響され、なにかしら私も作ってみようと思い立ちました。
が、いざ服を作ろうにも、これまでちょこっと手縫い小物を作るくらいが精一杯だった私からすれば、本当に手探り状態。
とりあえず、最低限あると便利なもの(実際に使ったもの)を紹介します。
服を縫うなら、ミシンは必須ですね。
イベントで使う衣装だとか、ちょっとしたエプロンとかくらいなら手縫いでもできるかと思いますが、服となるとやっぱりある程度強度が必要です。
ミシンはピンキリで、いろいろ売られてるんですが、私が選んだのはBrotherのお手頃価格ミシン。
家が狭いので、小型にするか迷いましたが、小さすぎるミシンは初心者に向かないという話を聞いて、普通サイズを購入しました。
ミシン糸や付属品もついてるし、初心者の私でも操作は難しくなく、実際使ってみて不便は感じませんでした。
裁縫する際には、アイロンめっちゃ大事。
生地をしっかりプレスして、折り目をつけると、上手くいきます。おうちにあるアイロンでOK。
型紙を写すのに使いました。
型紙の取り方は、このあと紹介する本に書かれていたので、それを参考にしました。
生地は必要なぶんだけお店などで購入します。
個人的には、北欧系の柄が描かれた生地が好きで、記念すべき1作目に使った生地は、インターネットで1m購入。
準備ができたら、制作に入ります。作ると言っても、やっぱり参考にする本は必須。
どれがいいかって難しいと思うんですが、私が参考にした本はこちらです。
『いちばんよくわかる赤ちゃんと小さい子の服』。
とりあえず「いちばんよくわかる」って書いてあったので、手に取りましたw
型紙の取り方から、ジグザグミシンのことなど、基本的なことを説明してくれているので、作っている途中で、なんじゃそりゃと思っても、ひとつひとつ確認しながら作れるし、
付録で実物大型紙も付いてるので、そのまま写して使うことができるのも便利。
サイズは、70/80/90/100の4段階作れるようになってるので、長く使えるのもいいですね。
というわけで、この本の表紙にもなっているキャミソールを作ってみました。
まずは、型紙をとって裁断して、縫い代の始末をして、裾や襟を縫って、前身頃と後見頃を縫い合わせて、紐を作って通す…!!!!
裏地もないので、ざっくり言うとそれだけのことなんですが、初心者の私は、それはもう苦労しましたw
そもそもミシンに慣れてないので、何度糸が絡まったか分かりませんw
ちなみに、糸が絡まった時は糸きりを使って解きます。
縫い目失敗したときもこれ。もう本当に、何回切るねんってミシンに怒られるかと思うくらいやり直した…w
糸きりがなかったら絶対完成しなかったどころか、ミシンがダメになってたと思います…w
でも、本を見ながら一つ一つ進めていくと、初めてでもなんとか作れました。
じゃん☆
着せてみるとこんなかんじ。
おー、なかなか可愛い。
ていうか、ちゃんと服になった…!!…と、そんなレベルの私は、出来上がっただけでもちょっと感動でした。
赤ちゃんの服って、大人の服に比べて使う布は少なくて済むし、自分が可愛いと思った布を使って自由に作れるので楽しいです。
安物のベビー服ってどれも似たようなかんじだったり、ちょっとそのプリントは…うーん…ってかんじのも多いじゃないですか。
自分の子どもに着せるだけなら、少々下手でも問題ないし、新たなことに挑戦してみるいい機会になりました。これから少しずつ腕を上げていろいろ作れるようになれたらいいなーと思います!