結婚式を挙げる場所を選ぶ際、どんな式場にするか迷いますよね。結婚式を挙げられる場所は、式場、ホテル、神社など様々です。
私たちは、芦屋モノリスというゲストハウス型の式場で結婚式を挙げました。最近人気の高まっているゲストハウス。実際にやってみてすごくよかったので、ゲストハウスで結婚式を挙げると、どんなメリットがあるか、まとめてみました。よかったら参考にしてみてくださいね。
目次
ゲストハウスとは、一棟貸切型の結婚式場のことを言います。ヨーロッパの邸宅をまるごと貸し切るといった形のものが主流で、エントランス、通路、ガーデンなどを自由に使うことができる式場です。
私たちが結婚式を挙げた「芦屋モノリス」も、ゲストハウス型の結婚式場でした。芦屋モノリスは、ヨーロッパの邸宅という雰囲気とは違い、重厚感ある歴史的な建物でしたが、建物を一棟まるごと貸切できるというスタイルは同じです。
ゲストハウスで結婚式を挙げるメリットは、以下の5点あります。
一日に何組もの式の予定が入っている式場やホテルでは、当然、他の結婚式のゲストや一般客など、自分たちの結婚式以外の人もいます。
エントランスやトイレなど、共有部分は他のお客さんとも一緒なので、ある程度気遣いが必要です。けれども、一棟貸切のゲストハウスなら、式が始まる前から終わった後まで自分たちだけの空間。他のお客さんに出会うことなく、建物内は自由に使うことができます。ゲストは気楽に過ごすことができるので、アットホームな結婚式になりますよ。
また、他のお客さんがいないことで、赤ちゃん連れや年配の方にとっても、安心して過ごせる場になるのもいいところ。
ゲストハウスでの結婚式では、自由度の高い演出をすることができます。
例えば、芝生の庭でガーデンビュッフェをしたり、披露宴会場だけでなく、エントランスからお花を飾ったり、トイレに一言添えたり…、プランナーさんと相談すれば、アイデア次第でいろんなことを叶えられます。いろいろとこだわりの演出を考えたい人にはぴったりです。控室や待合室の使い方も自由です。
ちなみに、芦屋モノリスにはお庭はありませんが、1階がラウンジ(レストラン)、2階が披露宴会場、3階がスカイテラスになっていて、どこでも好きな場所を使うことができました。披露宴後、そのまま二次会をすることも可能でした。私たちは、1階ラウンジを使って二次会を行いました。場所移動をしなくて済むのも楽ちんです。
二次会では、会場を使って宝探しのイベントも企画しました。ゲストハウスなら、ちょっぴり変わった演出でも、臨機応変に対応してもらえます。
貸切なので、式場のスタッフさんたちも、他のお客さんのことや制限時間を気にして焦る様子がありません。そのため、当日は付きっきりで本当にきめ細やかなサポートをしてもらえます。
時間の制約があまりないことが、全体的にゆったりとリラックスした雰囲気を作り出しているような気がしました。贅沢です。
一棟まるごと貸切なので、いろいろなシーンで写真撮影ができます。建物内に素敵な場所があれば、どこでも撮影OK。
ゲストハウスは、建物まるごとオシャレな空間。撮影スポットはたくさんあります。新郎新婦はもちろんのこと、ゲストの思い出にも残るはず。会場内だけでなく、建物全体でいろんな写真を撮ることができるので、とてもよい記念になりますよ。
やっぱり気になる予算ですが、これだけよい条件で式を挙げられるので、他の式場に比べるとやはり値段は高いです。人数にもよりますが、ゲスト60人程度としても、最初の見積もりで300~400万円程度はすると思います。
さらに結婚式にかかる費用は、人数の変更、料理内容の変更、ドレスのオプションetc…、どんなに気を付けていても、見積もり通りにはいかないもの。さらに上がると思っておいた方がよいです。
ゲストハウスは、見学に行った瞬間、一目惚れしてしまうくらい素敵なところも多いですが、どんなに魅力的でも、予算との相談はしっかりしてくださいね。私たちは…正直ちょっと背伸びしすぎたと思います。当時は共働きだったから、なんとかなりましたが、今は絶対に払えません…w
どんなに自由度が高くても、その場所を全て活用しきれるかというと、実際はそうでもありません。
私たちの場合、3階のスカイテラスを最初に見たときは「ここで絶対に何かやりたい!」と思っていましたが、当日の企画をする上で、テラスは結局使わないことになりました。理由は、テラスにはスクリーンがなかったこと、天候に左右されてしまうこと、立地の関係で夜遅くまで騒げないということです。
ガーデンやテラスについては、当日になって急な雨が降って大変だった…なんてことも考えられます。うまく活用しきれない場合もあるので、よく考えて、しっかりと打ち合わせをすることが大事だと思います。
実際にゲストハウスで式を挙げてみると、プライベート感たっぷりの素敵な式になり、本当にこんなに贅沢でいいのかと思うほどでした。
気になるのは予算ですが、この日のために貯金したお金があるなら、ゲストハウスウェディングはおすすめです。できるだけ費用を抑えるためには、真夏や真冬のオフシーズンがおすすめですよ。気にしない人であれば「仏滅」も安くなります。
一生に一度の思い出に、ぜひ検討してみてくださいね☆