暖かくなってきたことだし、お部屋にグリーンが欲しいけれど、お世話が大変…なんて思っていませんか?私は観葉植物や最近流行りの多肉植物など、グリーンをお部屋に置くことには大賛成なのですが、世話が下手くそでよく枯らします。反対に、夫は怖いくらいに植物をでかくする才能があります。そこで、観葉植物を育てるためのコツを伝授してもらうことにしました。
観葉植物を育てたくても枯らしてしまう人必見!これさえ気を付ければ、観葉植物がぐんぐん育つ育て方をお伝えします。
目次
こちらは、夫が趣味で育てた我が家の観葉植物たちです。
なんと、この中のほとんどが、もとは100均で買ったミニ観葉。真ん中の方にある大きめの葉っぱは、スーパーで食べるために買ってきたアボカドの種を発芽させて育てたアボカドの木です(あれって芽出るんですね…)。
こちらも元100均のゴムの木。ピアノの高さを追い越しました。今もでかくなり続けています。怖い。
ここまで植物を育てられるコツは、いったい何なのでしょうか。初心者向けのパキラの育て方を聞いてみました。これから育てたいと思っている人は、参考にしてみてください。
■学名
Pachira
■科・属名
パンヤ科・パキラ属
■別名
カイエンナッツ
■原産地
熱帯アメリカ(メキシコ、ギアナ、コスタリカなど)
■気温
寒さに弱く(5度以上)暑さに強い
■日照
日向(夏は半日蔭)耐陰性あり
■花言葉
快活
こちらは、我が家のパキラ。
美容院だったりお店だったり、いろいろな場所で見かけるメジャーな観葉植物です。我が家のパキラは、横にあるテレビと比較していただけると分かるように、かなりの大きさまで育ってます(これももとは100均のミニ観葉です)。
パキラは生命力が強く、初心者にも育てやすい植物です。我が家のパキラは、引越のときに一度、ぽっきりと折れてしまったのですが、それでも枯れず、新たな芽が出てきました。パキラの底力はすごいです。
パキラに関わらず、たいていの植物に日当たりは必須です。部屋の中で、太陽の光が自然に入ってくる場所に配置しましょう。クーラーや暖房の風が直接当たらないことも大事です。
インテリア的に考えると、置きたい場所はいろいろあると思うのですが、どんなにオシャレでも真っ暗な場所に置くのは植物が可哀想。置き物と生き物は別物なので、ちゃんと生き物目線で考えて、太陽の光を浴びられるように置いてやることが大切です。
「いいや、私はどうしても真っ暗のトイレの端に置きたいんだ!」という人は、昼の間だけでも外に出してやるか、その場所だけでもフェイクグリーンで代用しましょう。
これは意外なんですが、水やりはわりと適当でOKなんだそうです。むしろ、神経質になって毎日のように水ばかりやってしまうのは逆効果。
夏場は2・3日に1回、冬場は1週間に1回程度水やりをしましょう。また、水やり以外にも、霧吹きで葉っぱと幹にシュッシュッとすれば、葉のホコリが落ちて元気に育ちます(これは気がついたときに細目にやった方がいいです)。乾燥の気になる季節は、お部屋の湿度も上がるのでおすすめですよ!
伸びてきたきた葉や茎が、鉢植えを思い切りはみ出すくらいでかくなったり、鉢の底から根っこが出てくるようになってきたら、植え替えをしましょう。狭い部屋に閉じ込められるのは、人間でも窮屈ですよね。住みかを広くしてやれば、中の植物の育ちもよくなります。
植え替えの時期は、植物の育ちやすい春先から夏にかけてがおすすめです。
ここで気を付けたいことが一つあります。これは間違ってやってしまってる人が多いそうですが、植え替えてすぐは水やりをしないでそのままにしておくことが大切です。1日程度放っておくと、植物は一時的に水不足の状態になり、植え替えられた環境に適応しようとします。そうすれば、新しい土に植物が強く根付いてくれるらしいので、ぜひ試してみてください。
月に1度くらい、植物用の液体肥料をあげれば、さらにでかくなります。ダイソーに売ってる肥料で十分育ちますよ。
使っているのはコチラ☆
液体肥料は臭いもなく、手軽で使いやすいので、オススメです。活力剤を突き刺しておくのもアリですよ。
こうやってみると、難しい世話は特にないですよね。初心者でも、簡単に自宅にグリーンを取り入れたいなら、パキラがおすすめです。まとめると、育て方のポイントは以下の4つ。
生き物を育てるって素敵だと思います。やはり人工的に作ったものにはない、癒し効果があると私は思ってます。
今年の春は、お部屋の中にグリーンを取り入れて、癒しの空間づくりをはじめてみてはいかがでしょうか☆