赤ちゃんが初めて外を歩くための靴、ファーストシューズはどんな靴を選べよいのでしょうか。
1歳を過ぎてからよく歩くようになってきた娘。うちは最初いただきものの靴を履かせていたのですが、しっかり足を支えるためには正しく靴を選ぶことが大切だと知りました。
整形外科からもおすすめされた靴の選び方や、アシックスを履かせてみた感想をご紹介します。
目次
まずは、小児整形外科医から教えてもらった、ファーストシューズの選び方のお話です。
結論から言うと、整形外科医からはずばり「アシックスかニューバランスを履かせてください」と言われました。
そもそも、なぜ整形外科医から靴をおすすめされたかと言いますと、実はうちの娘、生後4ヶ月の頃から「臼蓋(きゅうがい)形成不全」という診断を受けておりまして、簡単に言うと、股関節を形成する骨の一部の発達が遅れているらしいんですね。自分で歩く分には好きなだけ歩いてOKなのですが、歩行になるべく負担をかけないように配慮が必要なんです。
うちのように診断を受けている場合はもちろんですが、そうでない場合でも、赤ちゃんの足は骨の数が大人よりも少なく、そのほとんどが軟骨でできています。歩きやすい靴を選んであげることで、足の成長を守ることができるんです。
こちらが、小児整形外科でもらったプリントです。
足の成長を守る靴とは具体的にどういったものかと言うと、
これ、全部を満たすものがよい靴なのだそうです。お医者さん曰く、キャラクターものなどは作りが粗いものが多いので注意が必要だとか。
ちょうどよいサイズかどうかを確認するためには、中敷きを外せるかどうかというのもポイント。中敷き外せるって知らなかった…!!!!
ふつうに取れました。
靴の中敷きを外すことができる靴だと、子どもの足のサイズにちゃんと合っているか確認しやすいです。1歳児はまだ言葉で説明できないので、履かせてみてもキツいかちょうどいいかって分かりにくいもんね。
こんなかんじで、中敷きを子どもの足に実際に当ててみると、履いてみたときのサイズ感が分かりやすいです。かかとをぴったりと合わせた状態で、つま先に少しゆとりがあるものを選びます。ちなみにうちは13.0です。ちょっと大きいかも…?と思いましたが、すぐ成長するかなと思い、少し大きめにしました。
お医者さんに言われるがまま、アシックスのスクスクという靴を買って娘に履かせてみました。外を歩かせてみたところ、これまで履かせていた他メーカーの靴との違いが歴然でした。
私は言われるまで、ファーストシューズについてあまり知識がなかったので、今回教えてもらえて本当によかったです。
実際何が違ったかと言うと…、
以前の靴はちょっと硬くて、足を入れるとき、どうも履かせるのが窮屈だったのですが、アシックスはべろの部分が思い切り開くので、履かせる際に足がすっぽり入ります。
こんなかんじで、
べろっと開きます。ここまで深く開けるかどうかで、履かせやすさは全然違います。
履いた後もかかとまでしっかり入ってるのが分かるし、つまさきにも少し余裕があって楽そう。
テープが2重になってるので、しっかり固定できるのもよいです。娘に合った足の形ぴったりに固定できるのでこれから成長しても微調整ができて便利。
ハイカットになっていて足首までサポートしてくれるので、歩いているときのふらつきも減った気がします。
また、作りがしっかりしているわりに、この靴柔らかいんですよ。なので足を動かすと同時に靴もちゃんと曲がってくれるんですね。靴を履いてる違和感がないのかどこまでも歩けるようになりました。
以前は公園へ行っても、以前は少しだけヨチヨチ歩いたらすぐにぺったりと座り込んでしまっていたのが、最近はひたすら歩き続けています。歩いて自分の行きたいところへ行けるようになったのが楽しいようで、お外が大好きな今日この頃です。
子どもも満足しているのか、最近は自分で靴を持ってきて、外へ出たいアピールをするようになりました。
うちは歩き始めるのが遅く、1歳4ヶ月くらいでやっと自分で歩けるようになってきたのですが、お外デビューの初日から、アシックスのスクスクを履かせていたら、もっと子どもは歩きやすかったかもしれないなぁとちょっぴり後悔しています。
ファーストシューズに負担の少ない靴を選ぶことは、とっても大事なことなんだと身を持って実感しました。
追記します。
水遊び用にサマーシューズも購入しました。こちらは、ニューバランスのサマーシューズ。
普通のサンダルだと、どうしても引きずるような歩き方になってしまって不安なので、水に入るときはサマーシューズが安心です。
裸足のまま履いて、べろで固定します。
実際に近くの公園で水遊びしてみたのですが、初めての水にも関わらず、ずいずい進んで行って楽しそうでした。親は転ばないかとヒヤヒヤでしたが、思ってた以上に歩きやすそうでした。この2足があれば、夏でも楽しく外遊びできそうです。
これから選ぶという人は、よかったら参考にしてみてくださいねー。