以前は特にこだわりがなく、なんとなく使っていたキッチングッズ。
主婦を続けていく中で、使いやすくて長持ちするキッチングッズを少しずつ揃えていきたいと思うようになりました。最近私が購入したキッチングッズで、特に気に入っているものをご紹介します。
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毎日料理をしていなかった頃は、全くと言っていいほど興味のなかったキッチングッズ。とりあえずたまに機能を果たしてくれたら満足だったので、100均のものでも気にしませんでした。ところが、主婦を続けていく中でほぼ毎日台所に立つようになり、さらに昨年からのおうち時間の増加でさらに料理の頻度が増えたことで、キッチングッズとの付き合い方を考え直すようになりました。
すぐにダメになっては買い替えなきゃいけないテフロン加工のフライパン。サイズも適当に選んだため、冷蔵庫でかさばるプラスチックの保存容器。傷だらけのまな板…。あまり気に入ってないのになんとなく使い続けている100均の食器。どれもこれも、毎日使うとなるとなんだか使いにくいし、料理のやる気も低下するばかりでした。
これまで特に考えてもみなかったけれど、キッチン用品って毎日使うものなんだから、ある意味、洋服やアクセサリーなんかよりお金をかけてもいいんじゃないだろうか。そうした方が料理のモチベーションにつながって、きっと毎日が楽しくなる。これから購入するものは、長持ちすることと使いやすいことを重視したい。さらに言えば見た目も好みで、自分が使っていてテンションの上がるお気に入りを選ぶようにしようと思うようになりました。
なんとかして毎日の料理時間を充実させたいと思い、使っていて愛着が湧くようなお気に入りのキッチングッズを見つけることにしました。
今回私が購入したみた6点のキッチングッズは、どれもこうした悩みを解消してくれるとても素敵なものたちでした。購入した調理グッズと食器をご紹介したいと思います。
ずっと使っていたのは、どこでも買える1000円くらいのテフロン加工フライパン。夫の提案で、鉄フライパンにしてみようかという話になりました。鉄フライパンというと、ただただお手入れが面倒なイメージだったのですが、長持ちするという点においては、テフロン加工フライパンに圧勝です。
テフロン加工のものって最初は使いやすいですが、だんだんダメになってはこびり付くのがすごくストレスでした。メインのフライパンを鉄製に替えて、大事に使っていこうと思い切って購入。実際に使ってみると、テフロン加工のもののように食材がするっと滑るあのかんじはないため、ちょいちょいこびり付いてしまうのですが、しっかり油を塗って温度を上げてから使うようにすれば、だいぶ解消されるようになりました。これはもっとフライパンに油が馴染んでくれたらだんだん使いやすくなるらしい。
ビタクラフトの鉄フライパンは、シンプルで見た目がオシャレな上、大きさ・重さ共に使いやすい(若干重いですが、力に全く自信のない私でも片手で持ちあがる重さなので問題ありません)。スキレットみたいに取っ手まで熱くならないのもいい。使い込めば使い込むほど味が出そうなので、これから大事にしていきたいと思います。
長いこと使っていたまな板は、100均で購入した木製のものでした。
時々料理をするくらいなら特に問題はなかったのですが、毎日使っているとものすごく傷が目立つようになりました。また、毎日1食3品くらいは作るので、切った食材がまな板から溢れてしまうのも使いにくかった。かといって、狭い賃貸マンションでは、大きさに限度があるのも事実…。というわけでたどり着いたのが、栗原はるみさんの丸まな板でした。
これ、丸い形がとてもいい仕事をしてくれます。
一つ食材を切ったら、そのままくるっと回して次の食材を切っていくことができるので、まな板の上に食材を置いたままたくさんの食材を一気に切ることができてとても便利。サイズは迷いましたが、大サイズ(35㎝)を購入して正解でした。この大きさが3~4人分の調理にちょうどいいです。わりとどっしりとした重さがあるので、食材を切っていてズレることもなく使い勝手もよいかんじ。
また、洗った後に乾かす際、丸型なので直につく部分が最小限になるのもいい。水切れがよく乾かしやすいです。丸型は私の中でかなり冒険でしたが、とっても気に入ってます。次は包丁も買い替えたいなぁ…。
言わずと知れた無印のシリコン調理スプーン。ずっと菜箸しか使っていなかった私にとっては革命でした。調理に使えるのはもちろんですが、どろっとした調味料や小さい野菜なんかを鍋から全部こそげとってお皿に盛れるのがとても便利。
洗い物が格段に楽になるし、エコにもつながります。
ちなみに、個人的には菜箸との両刀使いがちょうどいい。箸は箸ならではの繊細な作業ができるので(肉を裏返したり、ほぐしたり)、両方使ってます。菜箸もシリコンのもので、置いても先が浮かせることができるやつをカインズで購入しました。直置きしても先が汚れないのが便利です。
これまで使っていたのはごく普通のプラスチック製のタッパーでした。
プラスチックでも保存容器としての機能を果たせないわけじゃない。だけど、長く使っていると劣化が気になり始めます。プラスチックは傷が付きやすいので、なんとなく不衛生だし見た目も黄ばんできて汚い。また、フタごとレンジに入れられないものだったので、いちいちラップに付け替えなきゃいけない。さらに食卓に出す際にはお皿に移し替えて…という作業もとても面倒でした。
これら何もかもを1つで解消できる容器はないだろうか…と考えてたどり着いたのがイワキの耐熱容器「パックアンドレンジ」。
容器の部分は耐熱ガラス。フタの部分はポリプロピレンになっていて、フタをしたままレンジ使用OK。フタを外せばオーブンもOKです。
これに入れてそのまま調理後、そのまま食卓に出して、余ったらそのままフタをして保存。また食べるときはそのまま温めて、そのまま食卓に出すこともできるというまさに「そのまま」なんでもできちゃう万能さ。
あじの南蛮漬け。このままこの容器で作って食卓へ。
シンプルなガラス製なので、食卓に出してもまあまあ映えるのも気に入ってます(タッパーをそのまま出すのは抵抗あった)。サイズ展開もいろいろあるのですが、私はひとまず4種類のものを購入しました。
ぴったり重ねて保存できるのも、冷蔵庫で場所をとらないため重宝しています。
インスタでよく見かけるド定番の北欧食器。
イッタラティーマの食器は、ずっと興味があったものの手を出してなかったのですが、このたび長年使っていたウエッジウッドの白皿を派手に割ってしまったので、購入することに。
ごくごくシンプルなのにいろいろ考えられてるデザイン。23㎝を購入したのですが、ちょうどよい深さで無駄のない構造がすごく使いやすいです。ワンプレートにしてもいいし、夕飯のメインを入れてもいいし、使い方は無限大。
写真はごく日常の残り物ワンプレートランチですが、和洋中なんでも合うのもいい(ウエッジウッドは洋食にしか使いにくかった)。これはいろんなサイズや色を集めたくなっちゃう…。実際に使ってみると、皆が絶賛するの分かりました。料理の盛り付けが楽しいと、テンションが上がります。
子ども用の食器に購入した森正洋さんデザインのユニバーサルプレート。
正直子ども用食器は100均のプラスチックワンプレートもまだまだ使ってるのですが(なんだかんだ便利だし子どもが気に入ってるため)、そろそろ陶器のものも使わせてみたくて導入してみました。このお皿、淵のところに溝があって、スプーンや箸で食材が取りやすいようにデザインされています。ちょうどいいかんじに引っかかるので、スプーンが滑らずこぼれない。夫に「灰皿みたい」と言われてちょっと「確かに…」って思ったけど、別に灰皿にしてるわけじゃないので気にしませんw
特に丼物やカレーなんかにすごく重宝します。4歳娘が使ったところ、カレーを食べさせるとこれまでテーブル周りがドロッドロになっていたのが、見違えるくらいキレイに食べられるようになりました。すごい!シンプルなデザインなので、長く使えそうなのも嬉しいです。
以上、最近購入したお気に入りをまとめてみました。
ちゃんと自分で調べて選んで納得して購入したものは、少しくらい値段が高くても愛着が湧いていい。長く使いたいという気持ちになるし、以前よりも物を大切にすることができるようになりました。
今後も少しずつ、自分のお気に入りを見つけて集めていきたいなと思います。