沖縄本島の最北端「辺戸岬(へどみさき)」は、断崖絶壁に打ち付ける波と、青く澄んだ美しい海を眺めることができる絶景スポットです。
辺戸岬へ訪れるなら、那覇からの長距離ドライブを楽しみながら観光したいですよね。辺戸岬の見どころと、おすすめ観光ドライブコースをご紹介します。
目次
辺戸岬は、沖縄本島の最北端に位置する岬です。
沖合では太平洋と東シナ海がぶつかるため、荒波が立ち、断崖絶壁を打ち付けています。ダイナミックな海の様子に圧倒されますよ。
入口は広い駐車場とトイレがあり、車を停めて散策します。きれいに整備されているので、崖のところまですぐに歩いて行くことができます。
目の前に広大な海が開け、気分は爽快!
天気の良い日には、岬からは鹿児島県の与論島を見えます。
広いので、いろいろな角度からいろんな景色を写真におさめることができます。キレイな海を見たいなら夏場、打ち付ける迫力のある荒波を見たいなら秋~冬場がおすすめです。カメラ好きなら、何度も訪れたくなる素敵な場所ですよ。
私たちは8月に訪れたのですが、なんとこの日は、展望スポットの真下あたりに、ウミガメが数匹泳いでいました。近くにエサ場があるのでしょうか。
見つけた周りの子どもたちも大興奮!(私も大人ですが大興奮でしたw)海まではかなり距離があるのに、こんなにはっきり見えるほど、ウミガメは大きいんですね。
運が良ければ、見つけられるかもしれません。
辺戸岬は行く価値ありの絶景スポットですが、その場には岬があるだけで、お店や観光スポットなどが徒歩圏内にあるわけではありません。
なので、現地での所要時間は、ゆっくり散策しても30分~1時間もあれば十分だと思います。
ドライブで訪れるなら、周辺の観光スポットも合わせて楽しむとよいですよ。おすすめの周辺スポットを3つご紹介します。
「茅打ち(かやうち)バンタ」も、崖から海を眺めることのできる場所です。辺戸岬の手前にあるので、岬へ行く前に立ち寄るのにちょうどよい位置にあります。
辺戸岬に比べて、人の少ない穴場スポットです。崖から覗き込めば、珊瑚礁と魚たちの姿を見ることもできますよ。
所要時間は30分くらいで見られるので、ちょっと立ち寄るのにおすすめの場所です。
大石林山(だいせきりんざん)は、沖縄北部にあるカルスト地形の土地です。
迫力ある地形を見ながら、やんばるの森の中を歩くことができる散策コースが整備されています。短時間で歩けるわりに、見どころがいっぱいのおすすめスポットです。
大石林山の展望台からは、辺戸岬を遠くから眺められます。岬全体を見渡せるので、また違った楽しみ方ができるのも素敵ですよ。
詳しくは、こちらの記事もご覧ください。
辺戸岬から、沖縄本島の東側へ抜けた先にある小さな宿「朝日家」。ここで一泊するのもよいですが、ドライブ中なら、隣にあるカフェ「水母」に立ち寄るのもオススメです。
お店の手前には自家製農園があり、手作りの野菜を使ったカフェメニューを楽しめます。タコライスセットやスモークサンドセットなど、軽食やスイーツなど、いろいろありますよ。
可愛い手作り家具もオシャレで、カウンター席から海を眺めることもできます。
私たちは宿泊で利用しましたが、大満足でした。詳しくはこちらの記事へどうぞ。
那覇から本島最北端へドライブをするなら、ぐるっと楽しむおすすめコースはこんなかんじ。
【おすすめドライブコース】
那覇から辺戸岬まで、車での移動時間は2時間半くらい。
朝出発して、途中で早めのランチに名護周辺で沖縄そばを食べて、最北端へ向かうくらいがちょうどよいと思います。ちなみに沖縄そばは、沖縄そばロードにある「山原そば」がおすすめです。行列のできる名店ですよ。
他にも、沖縄そばのお店はいろいろあるので、できるだけ名護から近い場所だと立ち寄りやすいです。
また本島北部には、コンビニのようなお店がほとんどないので、名護周辺で飲み物やおやつは買い物しておくことをおすすめします。
こんなかんじでぐるっと回れば、丸一日楽しめますよ。
いかがでしたか?
沖縄本島最北端の「辺戸岬」は、ドライブにぴったりの絶景スポット。せっかく最北端まで長距離ドライブをするなら、周辺の観光スポットにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
このあたりには、ビーチやリゾートホテルはあまりありませんが、沖縄の自然を体感できる絶景スポットがたくさんあります。
観光の際にはぜひ、訪れてみてくださいね。