京都桜の名所シリーズ第3弾。「哲学の道」、「二条城」については、過去記事で紹介しましたが、京都にはお花見で訪れたい場所がまだまだたくさんあります。今日は、平安神宮近く、岡崎疎水沿いの桜を楽しむ方法をご紹介します。
このあたりの桜の楽しみ方は、いろいろあります。毎年混雑が予想されるエリアなので、事前に計画を立てておくと安心ですよ!
目次
■住所
京都府京都市左京区岡崎最勝寺町(付近)
■TEL(問合せ先)
075-321-7696(京都府旅行業協同組合)
■最寄駅
地下鉄東西線「蹴上」駅
岡崎疎水とは、南禅寺前から平安神宮鳥居前を通り、夷川ダムまでに渡る約1.5㎞の琵琶湖疏水です。この疎水付近では、疎水に張り出すように咲き誇る、見事な桜を見ることができます。
大勢でお花見ができるスペースはありませんが、疎水沿いにあるベンチでお弁当を食べたり、十石船で水上から桜を眺めることもできるので、夫婦でのお出かけにはぴったりですよ。桜の時期には夜桜ライトアップも楽しめます。
どんな楽しみ方があるか、詳しくご紹介します☆
岡崎疎水の桜を特等席で楽しみたいなら、十石船からの眺めがおすすめです。桜の咲く時期には、十石船2艘が15分間隔で運行されています。片道約1.5㎞を約25分かけて往復していて、疎水沿いに咲く桜を、ゆったりと水上から見物できます。
平安神宮の大鳥居を通過するときは、絶好の撮影チャンス!なかなか見られないアングルでの素敵な写真が撮れるかもしれません。
【十石船めぐり】
■開催日時
3月26日(土)~5月8日(日)
9:30~16:30発
※3/26~4/10は20:30まで
■乗り場
南禅寺舟溜り乗船場
■料金
大人(中学生以上)1200円
小学生600円
3歳以上300円
十石船めぐりは、水上から優雅に京都の桜を楽しむことができるので、毎年ものすごく人気です。当日にいきなり行っても、すんなり乗れることはまずないと思います。
実は十石船は、手数料1名につき100円で事前予約をすることができます。3/1から予約受付が開始されているので、乗りたいと思う人は、ぜひ予約をしておくことをおすすめします!
「京都府旅行業協同組合HP」より予約できます。
3月26日から4月10日までの期間中は、岡崎桜回廊ライトアップも開催されます。
ライトに照らされる桜はもちろんですが、道を照らす花灯路もほんのりとした明かりを灯し、素敵な雰囲気に包まれます。
この辺りは、京都市美術館や京都府立図書館など、明治から昭和初期の近代建築が多いので、建物と桜のコラボも美しいです。疎水沿いをゆっくり散歩すれば、歴史を感じる風景の中で、しっとり大人のお花見を楽しめますよ。
【岡崎桜回廊ライトアップ】
■日時
平成28年3月26日(土)~4月10日(日)
18:00頃~21:30
せっかく岡崎まで来たなら、やはり外せないもう一つの見どころは、平安神宮。平安神宮神苑では、京都を代表する約150本のベニシダレザクラを見ることができます。20品種の桜があるので、岡崎疎水沿いに咲くソメイヨシノとはまた違った美しさを楽しむこともできます。
平安神宮神苑は、驚くほどきれいに整備されており、どこを切り取っても一枚の絵のように美しい庭園です。広い庭園の中にある栖鳳池に浮かぶ花びらも、風流です。境内に対になって植えられている「左近の桜」「右近の橘」も必見ですよ。
神苑の入場は17:30までなので、時間内に訪れるようにしましょう。午前中なら、比較的混雑を避けられると思います。
【平安神宮】
■参拝時間
6:00~18:00
※神苑は8:30~17:30
■神苑入場料金
大人 600円
小中学生 300円
■アクセス
地下鉄東西線「東山」駅より徒歩10分
岡崎を目指してお出かけをするのもいいですが、「哲学の道」あたりからの散歩コースのゴール地点として、岡崎へ立ち寄るのもおすすめです。
哲学の道には、なかなか座って休憩できる場所がないため、ここまで到着したら、疎水沿いのベンチに腰かけて、夜桜を見ながらビールで乾杯!…というのも個人的には大好きなプラン。岡崎付近には、お店やコンビニもたくさんあるので、食べ物と飲み物を買って休憩するのもちょうどいいですよ。駅も近いので、帰り道にも困りません。
いかがでしたか?
岡崎疎水の桜の楽しみ方はいろいろあります。
いずれにしても、とっても立ち寄りやすい場所です!観光の際にはぜひ、候補に入れてみてくださいね☆
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