ポリエムという知育ブロックをご存知でしょうか。
幼児向けのブロックにはいろいろな種類があるのですが、個人的に一押しなのが、この「ポリエム」です。我が家では、誕生日にプレゼントしてから、娘がかなり気に入り、親子で毎日遊んでいます。
実際に遊んでみた感想や、おすすめの理由をご紹介します。
目次
ポリエムとは、ドイツ製の知育ブロックです。
レゴや学研ブロックなどと比べると、日本ではまだあまり知られていないブロックですが、ドイツではほとんどの幼稚園にこのブロックがあるほど有名なブロックなんだとか。
ツイッター経由で知る機会があり、「え、これよさそう!」と思って娘の誕生日に購入しました。実際に遊んでみたところ、想像以上に満足しているので、どんなブロックなのか詳しくご紹介したいと思います。
ブロック遊びをする醍醐味は、「どんなものを作ろうかな」と思いをめぐらしたり、なんとなく形作ったものを「あ、これゾウさんみたい!」と想像したり、頭の中でいろんなことを考えることです。
なので、ブロックのセットは、できるだけシンプルなものが楽しいんですよ。
例えば、あらかじめあらゆる動物がパーツに入っていたりすると、もうその動物をわざわざ作る気はなくなってしまうし、じゃあ動物のおうちを作ろうか…乗り物をを作ろうか…えっと、それ以外何作ればいい…?って大人でも思っちゃいますよね。
ポリエムは、2つの人間のパーツ以外は、全て何かの部品です。作るものを限定されないので、創作の幅が広がるんです。
これまで作ってみた動物は、ライオン、ゾウ、ペンギン、タコ、恐竜、カメ、馬、犬など。
これらは全部親が作ってやりましたが、そうして遊んでいるうちに、娘は先日、色違いのブロックを順々に重ねて「しまうま!」と言ってて感動。育ってる!
シマウマを作ったそうです。
乗り物や建物系もいろいろ作れます。
私は一番パーツの多い200ピースを購入したのですが、パーツは多めの方が絶対楽しいです。意外とリーズナブルなので、財布にも優しいです。
また、ポリエムの最大の特徴として、曲線や動きを表現できるという魅力があります。
曲線は、主にこれらのパーツ。
これを使えば、公園のすべり台を作ったり、動物のしっぽやキバを表現したりできるのが面白い。
また、これらのパーツを使うと、斜めの線や動きを表現することもできます。
一見ただのタイヤに見えるこのパーツ、タイヤ部分にブロックを挿しこんで立体感を表現すると、ブランコやくるくる回る遊具なんかも作れちゃいます。すごい面白い!
ちゃんと動くのが楽しいです。
ポリエムの特徴を知ると、こういうおもちゃが好きな大人は結構ときめくんですよ(私や)。うちは夫もブロックが好きらしく、娘とよく遊んでくれています。
大人も楽しいポリエムですが、2歳児にとってとても遊びやすいのには、他にも理由があります。
ブロックって、思うようにはめにくかったり、一度はめたらぴったり密着してしまって、2歳児の指先の力だとなかなか外せないのって意外と多い。
親が補助をしてあげれば済むのですが、ちょっと手を離せない家事をしている間なんかだと中断することになるし、子どもにとっても自分の力でできないストレスが続くとやる気をなくしちゃう…みたいなことにもなりがちです。
児童館なんかで他のブロックでも遊んだことがあるのですが、ポリエムは、比較的はめやすいしはずしやすいです。うちの子は2歳になったばかりですが、基本的には自分の力ではめたりはずしたりできています(難しいことしようとするとキーッってなってるけど)。
ポリエムは1つ1つのブロックが柔らかく、角もないので安全です。
どれくらい柔らかいかというと、大人の親指と人差し指でむにっとすると、ちょっとだけ変形するくらいの柔らかさです。
2歳くらいになると、ブロックが固くて角があるからといって、普通に遊ぶ分にはそこでケガをしたりすることはほとんどないですが、例えば癇癪を起して投げたときなんかを考えると、やっぱり安全性は高いに越したことはありません。
そして何より、放置されたブロックを踏んでのたうちまわる心配もないので、大人にとっても安全ですw(踏んでも痛くないよ!)
基本床に置いて遊ぶことの多いブロックたち。衛生面が気になるという人も多いですよね。
ポリエムは、ブロックをネットに入れて洗濯機で丸洗いできます。最近は口に入れることも少しずつなくなってきましたが(まだ完全にはなくなってない)、子どもが扱うものなので、おもちゃのキレイを保てるのは嬉しいです。
ひとつひとつ洗ったりするのはめんどくさくて無理だけど、洗濯機なら私でもできそう。
ポリエムを誕生日プレゼントで娘に与えてから1ヶ月、毎日飽きずに遊んでいます。
しかも、これまでは1つの遊びを始めてもなかなか集中力が続かなかったのですが、ポリエムは一度始めると1時間くらい遊び続けてることもあってびっくりしています。おうちで持て余していた時間が少し解消しました。
大人も一緒に楽しめるおすすめのブロックです。説明書には、作り方の例もいくつか載っているので、参考にしながら作るのも楽しいですよ。
よかったら、2歳のおもちゃの候補に加えてみてくださいねー。
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