1歳になってからも、あんよをしようとしない娘。
楽しく練習できるようにと、ダンボールで手押し車を作ってみました。超絶簡単に作った手抜き手押し車なのですが、これが意外にも本人的には楽しいようで、押しながらよく歩いてくれるようになりました。
ダンボール手押し車のいいところや、作り方などご紹介します。
目次
児童館で他の赤ちゃんたちを見ていると、1歳になると自力でちょこちょこと歩けるようになる子が多いです。
うちの子は現在1歳1ヶ月なのですが、まだ自分で両手を離して立つこともできないし、前へ進むこともできません。9ヶ月のときにつかまり立ちができるようになり、その後わりとすぐに伝い歩きもするようになったのですが、なかなか両手を離すことが難しいです。
発達には個人差があるのは分かっているので、特に焦っているというわけではないのですが、そろそろ歩けてもよい時期ではあるので、何かしら歩く練習になる手立てがないかと考えていました。
うちの子の様子を見ていると、壁や机づたいに歩くので、どうしてもカニさんのように横歩きになってるんですね。
前に進ませてみようと思って手を取ってみると、途端に膝をついて諦めちゃう。無理矢理やらせるのも可哀想だなーと思い、何かいい方法はないかとググってみると、歩行器やら手押し車やらいろいろありました。
シンプルな形のものは、中におもちゃを入れられるので、お片付けで場所を取らないのがよさそう。
手押し車以外の用途としても遊べるおもちゃになってるのも可愛いです。
アンパンマン好きにはたまらないやつも。
ちなみに、これは友達のおうちで乗せてもらったことがあるのですが、めっちゃ喜んでました。やっぱり小さい子どものアンパンマンの人気は絶大です。
このとき押して歩くかどうかやらせてもらったのですが、車輪がついてるとスルスルと進みすぎるのでちょっと怖いのか、すぐに座っちゃってました。
買っても使ってくれなかったらもったいないなぁ…と思い、とりあえず手作りで様子を見ることにしました。
というわけで、おうちにあったダンボールを使って作ってみることに。思いつきで作った割には、ダンボールで手作りするのって意外といいことがありました。
メリットその1。まず、一番のメリットは、素材が柔らかいので、歩く練習中に転んでぶつかっても痛くないということ。これが木の素材なんかだと、結構痛いんですよね。木のおもちゃはオシャレで優しい雰囲気なので大好きなんですが、まだ歩けない子が最初に使う手押し車には向かないかなーと個人的には思います。
メリットその2。安くつく。ていうかタダでできますからね。私は家にあった布で周りを覆っただけなので本当にタダですが、周りをいいかんじにデコりたいなら、貼れるフェルトを使うとか、画用紙なんかを使うといいと思います。
メリットその3。処分が楽。もし使ってくれなかった場合、処分するのが悲しくないという利点もありますw家が狭いので、できるだけ余計なものは置きたくないので、処分が楽なのは何気に大事です。
作り方というほどのものでもないのですが、一応紹介してみますw
【材料】
ダンボールは、できるだけ丈夫でしっかりしてるタイプがいいです。私は実家から送られてきたみかんの箱を土台に使いました。みかん箱の強度はかなりいいのでオススメです。
【作り方】
土台のダンボールの蓋を開けた状態で、小さめのダンボールを入れて固定し、手を置くところを作ります。
この高さが同じものがあればちょうどいいのですが、なければ切って揃えるとよいです。
手を置く場所を固定したら、フタ部分のいらないところ(矢印のところ)を、写真のように、カッターで曲線に切ります。
あとはダンボールの柄を布なり、画用紙なりで隠せば出来上がり!
めっちゃ簡単www
実はこれ、つたい歩きをしていた11ヶ月くらいのときに作って与えてみたのですが、そのときは立ったあと自分で押して進むことができず、すぐにハイハイの姿勢に戻ってしまい、全然興味を示してくれませんでした。
このままずっと使ってもらえないままかなぁ…と思っていたのですが、最近になって(1歳を過ぎた頃から)久しぶりにもう一度与えてみたところ、急に遊び始めました。
手を置いてズルズル押しながら、おうちの中を上手に歩いてます。
歩きながら、ドヤ顔でニコニコしてるのが面白い。
自分から立ち上がって練習してくれるようになったので、以前よりずいぶん前に進めるようになりました。この手押し車で練習することで、ここ最近は両手を引いてあげるだけでも上手に歩けるようになってきました。自力で歩けるようになる日も近いかな?と思います。作った甲斐がありました。
まだ自力では歩けないけれど、先日初めての靴を履いて公園デビューしてきました。
我が家は基本的には、歩くのが遅かろうが喋るのが遅かろうが、それほど気にしていません。「娘が立ちたいと思ったときに立てばいい」「そのうち歩けるようになるわ~」くらいに思ってはいます。
でも、自分の子どもができるようになることが増えるのってやっぱり嬉しいんですね。娘も手押し車を押して歩けた瞬間はとても嬉しそうでした。
「うちの子は歩けるようになるのが遅い…」と悩む必要は全然ないと思うのですが、できることを増やすためにいい手立てがあるならやってみて損はないはず。
これからも、楽しみながらあんよの練習してくれると嬉しいなぁと思う今日この頃です。