赤ちゃんの頃って歯磨き大変ですよね。
嫌がってなかなか磨けないし、みんなどうしてるんだろう…と私も思ってました。赤ちゃん用の歯ブラシもたくさんあって、どれを選んでいいか分からない…と困っている人も多いのではないでしょうか。初めてだと分からないことも多いですよね。
うちはこれまで4本の歯ブラシを試してみました。段階を追って少しずつ歯ブラシを替えてきたので、これまでに試してみた歯ブラシをご紹介します。
うちは4ヶ月頃からすでに下の前歯が生えていたのですが、歯磨きの練習を始めたのは、その他の歯も少しずつ生えてきた8か月頃でした。
一番初めに試してみた歯ブラシが『HAMICO(ハミコ)』。
HAMICO ベビー歯ブラシ
歯ブラシというよりも、見た目からしておもちゃというか、歯固めのような形をしています。可愛いのでプレゼントにもおすすめです。
リング状になってるので、持ちやすそう。見た目も可愛いので子どもも興味をもったらしく、手に取って自分から口に入れて遊んでいました。
まだどうやって使うのかも分かっていないので、全く歯磨きにはなってないのですが、とりあえず最初の段階で「歯ブラシ=楽しい」というイメージを持たせるのには成功しました。
このときは親が歯ブラシを持って歯を磨こうとすると嫌がったので、この段階ではあまり無理強いしませんでした。
奥歯が生えてきた頃、もう少し長さのある歯ブラシが欲しいと思い、歯ブラシの形に近づいたやつを購入してみました。
ピジョン 乳歯ブラシ
普通の歯ブラシの3分の1くらいの長さなので、自分で磨くトレーニングができます。喉の奥まで突いてしまうことがないように、誤飲防止プレートを取り付けられるのが安心です。
子どもに渡すと、興味を持って握ったり口に入れたりして遊ぶのですが、やっぱりこれだけでは歯磨きとは言えない…ということで、子どもを膝の上に寝かせて磨こうとすると、ギャン泣き。
何度かやってるうちに慣れるかなぁ…と思い、最初は無理やり押さえつけて磨いていたのですが、あまりにも泣いて嫌がるので私も心折れてしまいました。
少しでもやる気になってほしいと思い、次に試したのがピジョンの『ジェル状歯みがき いちご味』。
ピジョン ジェル状歯みがき いちご味
これはうちの子には合っていたようで、甘い味が嬉しいのか、これまで口を開けさせるだけでも一苦労だったのが、自分から開けてくれるようになりました。歯ブラシを舐めようとするので、その隙に素早く磨くかんじで、少し仕上げみがきをさせてくれるようになりました。
1歳を過ぎた頃には、自分で歯ブラシを持って磨きたがるようになり、今度は親から歯ブラシを取り上げて、なかなか仕上げみがきをさせてくれなくなりました。
自分でやろうとする気持ちは尊重してやりたいということで、0~1歳用のクリニカの歯ブラシを持たせることにしました。
クリニカハブラシ 0-2才用
これは誤飲防止プレートはついてないのですが、ヘッドの部分がぐにゃっと曲がるようになっていて、口に突っ込んだときの衝撃が少なく、歯や歯茎に優しいのが特徴です。先が柔らかいので、子どもの不器用な手でも奥歯に届きやすく、一応歯みがきらしきことが出来るようになりました。
最近では、クリニカの歯ブラシを使って子どもが磨いたあとで、仕上げ磨き用の歯ブラシを使って、さらに磨いています。子どもが使っている歯ブラシを取り上げると怒って機嫌が悪くなるので、子ども用と仕上げ用で分けて使うのがポイント。仕上げみがき中も、子ども用の歯ブラシは持たせたままで磨いています。
分けて使うようになってからは、仕上げ用歯ブラシは、普通の大人用のものと同じくらいの長さで、毛の部分だけが小さい歯ブラシを使っています。
Ci603(仕上げ磨き用歯ブラシ)
歯科衛生士さん曰く、仕上げ磨きとして使う歯ブラシはしっかり奥歯まで届くものを使った方がよいので、長い歯ブラシがおすすめなんだとか。ただ、子どもに触らせると危ないので仕上げ磨き以外のときは使わないようにすることや、保管場所に気を付けることが大事です。
今思うと、最初の仕上げみがきは指に着けるタイプのシリコン歯ブラシから始めるとよかったかもしれません。
ベビーフィンガートゥースブラッシュ
歯科衛生士さん曰く、まずは口の中に親が指を入れることに慣れさせるのが大事なんだとか。本格的な仕上げみがきをする際には、歯ブラシを持ってるのと反対側の手を口の中に入れて、唇をめくり歯をチェックしながら磨くのが一番きれいに磨ける方法だそうです。
1歳半健診の際に、磨き方を教えてもらったのですが、うちの子は口の中に指を入れられることにものすごく抵抗があるようで、なかなかうまくいきませんでした。
これからまた、少しずつ練習していくつもりですが、最初に指を入れる練習をしておけば、もう少し上手くいったかもしれないなぁと思います。
結局のところ、どの歯ブラシを使えばいいかという正解はないのかもしれません。その子にあった方法を探すのが一番だと思います。
歯磨きって毎日のことなので、やらなきゃと思っても上手くいかないと結構なストレスなんですよね。うちもどんなに頑張ってもダメな日もあります。そんなときは今日はもういっか!と諦めるのもアリだと思います。甘いおやつやジュースに気を付けていれば、すぐに虫歯ができるわけではない場合が多いので、あまり神経質になりすぎず、今後も少しずつ練習していけたらと思っています。