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妊娠初期に飛行機に乗って大丈夫?つわりと冷えの対策は必須!

妊娠初期に飛行機に乗るのは、いろいろと不安があるかと思います。私は、妊娠が発覚した約2か月後に転勤が決まっていたため、妊娠3か月というつわりの過酷な時期に飛行機に乗りました。

乗ってみた感想としては、あまりおすすめはしませんが、一応大丈夫…というかんじ(個人差はあります)。妊娠初期にどうしても飛行機に乗らなければならないという事態になった場合、どんな対策ができるか、体験をふまえてご紹介します。

妊婦は飛行機は乗れる?

そもそも、妊婦は飛行機に乗ってもいいものなのでしょうか。法律的には、妊娠初期に妊婦が飛行機に乗ってはいけないという決まりはありません。

ただし、出産間際の搭乗については、航空会社によって決まりがあり、出産予定日の28日以内になれば医師の診断書が必要となります。ちなみに、JALは出産予定日の7日以内、ANAは14日以内の搭乗の場合は、診断書と医師の同伴が必要です。

出産予定日が近づいてくると飛行機に乗るのは難しいため、日程を調整できるのであれば5~7か月あたりの安定期が一番おすすめです。

妊娠初期の飛行機が不安な点

妊娠初期は、なんと言っても、つわりがひどくならないかが心配だと思います。また、空の上で出血などのトラブルがあった際のことを考えると心配ですよね。

どうしても飛行機に乗らなければならないときは、できるだけ対策を練っておきましょう。

対策しておきたいこと

1.つわり対策

私の場合、普段のつわりは「吐くことはないけど常に気持ち悪い」「胃がからっぽになるとさらに気持ち悪い」というかんじでした。比較的軽い方だったとは思います。

それでも、飛行機に乗ったら悪化するのではないかということは、とても不安でした。搭乗中のつわり対策として私がやったことは、以下の4点です。

エチケット袋を多めに用意

飛行機の座席には、エチケット袋が付いていますが、もしものことを考えて数枚持参しておくと安心です。私の経験では、離陸時と着陸時が特に「ウッ…」となるので、すぐに取り出せるようにしておきましょう。

トイレの近くの座席・通路側を選ぶ

できるだけトイレの近くの席を選ぶようにしましょう。座席の選択は、窓際ではなく、通路側にするのがおすすめです。通路側の方が、トイレに立ちやすい上、CAさんにも声をかけやすいので、いろいろと便利ですよ。

スッキリする飲み物・食べ物を用意

ちょこちょこ食べられるビスケットや、小さ目のおにぎりなど、胃が空っぽにならないように軽食を準備しておきましょう。私の場合は特に、胃に物がなくなると気持ち悪くなる「食べつわり」だったため、これは必須でした。

梅干しのおにぎりや、レモン・炭酸系の飲み物がおすすめです。

マスクをする

飛行機内では、飲食をしている人が多いので、食べ物の臭いが気になります。妊娠中はやたらと臭いに敏感になるため、その臭いで気分が悪くなることも。

食べ物の臭いを遮断するためにマスクをしておけば、だいぶ楽になりますよ。グレープフルーツ系のアロマなどをマスクに付けておけば、さらにリラックスできます。

2.エアコン対策

 

妊娠中は、とにかくお腹を冷やさないようにしたいところ。飛行機内はエアコンが効いているので、エアコン対策もしておきましょう。

お腹を温める腹巻きをする

腹巻きはとっても重宝します。伸び縮みするタイプのものよりも、マジックテープなどで締め付け具合を調整できるものがオススメ。飛行機だけでなく、普段のエアコン対策にも使えます。

ブランケットをもらう

CAさんに声をかければ、ブランケットを用意してもらえます。膝やお腹にかけておくのがおすすめです。姿勢が辛い場合は、枕をもらうこともできます。

3.リラックス対策

乗ると決まったからには、緊張しすぎるのもよくありません。ストレスがかかると、その分具合も悪くなってしまいます。できるだけリラックスして搭乗できるよう工夫しましょう。

しめつけない服装

リラックスするためには、まず、体を締め付けない服装で飛行機に乗ることが大切です。おすすめは、無印良品かしまむらのブラトップ。いろいろ試してみましたが、ユニクロはホールド力が強めなので、見た目はいいかんじですが、リラックスするにはやや不向きです。

服装は、お腹を締め付けないゆるめのワンピースなどがオススメです。

音楽プレーヤーなど集中できるもの

飛行機に乗っている間は、寝られるならそれが一番ですが、好きなアーティストの曲を詰め込んだ音楽プレーヤーなどを使って、何かに集中するのもアリです。

ただボーっとしているのは、「気持ち悪い~気持ち悪い~…あーーー気持ち悪い~」とそればかり考えてしまうので、余計しんどくなることも。何かに集中するのは一つの手だと思います。ただし、本やゲームなどは乗り物酔いの原因ともなるので要注意。

時間に余裕をもって動く

リラックスするためには、時間に追われず、余裕をもって動くことも大切です。

搭乗口へはできるだけ早く(遅くても20分前くらい)には着いておきたいところ。妊婦は優先搭乗で先に乗せてもらうこともできるので、時間に余裕をもって動きましょう。

実際に乗ってみた感想

私が妊娠3か月で飛行機に乗った感想としては、思っていたよりも平気でした。2時間程度のフライトでしたが、天候が安定していたことで、飛行機があまり揺れなかったのもありがたかったです。

もちろん個人差はあるので、普段から飛行機が苦手な人や、つわりがひどい人には辛いかもしれませんが、個人的には、離陸時と着陸時さえ超えれば問題なく過ごせました。

また、搭乗前に妊娠中であることをCAさんに一言告げておくと、荷物を上にあげるのを手伝ってくれたり、体調を気遣ってくれたりして、とてもありがたかったです。

まとめ

妊娠中でも飛行機に乗ることはできます(できました)。

遠い場所まで短時間で行けることを考えると、ある意味、妊婦にとっては他の乗り物よりも楽かもしれません。でも、空の上で何か体にトラブルがあったときは大変なので、やはりできるだけ乗らないに越したことはないかな…と個人的には思います。

今回、私の場合は、夫の転勤というやむを得ない事情があったため仕方なく乗りましたが、旅行など、日程を変えることのできる予定については、やはり妊娠初期は避けた方がいいかもしれません。安静にできるなら、それが一番です。

もし飛行機に乗ることになったら、体調と相談しながら、しっかり対策を練って搭乗してくださいね。

ユキコ

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