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モルディブ旅行!スリランカ航空とシンガポール航空の比較と感想

日本からモルディブへ旅行へ行くには、主に、航空会社スリランカ航空とシンガポール航空が一般的です。初めてモルディブを訪れるときには、どちらを選んだらよいか迷いますよね。航空会社によって、旅行のプランやサービスはかなり違ってきます。自分たちの理想の旅に合った航空会社を選択して、予約したいですよね。

私たちも新婚旅行でモルディブに訪れたとき、どちらの航空会社を選ぶか迷いました。

スリランカ航空とシンガポール航空、それぞれの特徴をまとめてみたいと思います。よかったら参考にしてみてください。

2つの航空会社を比較してみた

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スリランカ航空とシンガポール航空で行くモルディブの旅を比較してみました。

おすすめの点 心配な点
スリランカ航空 ・乗り継ぎがスムーズ
・移動の所要時間が短い
・伊丹・名古屋からの国内線あり
・モルディブに長めに滞在できる
・安い
・空港でショッピングができない
・サービスがやや心配?
シンガポール航空 ・チャンギ空港散策ができる
・名古屋、関空、福岡からも発着
・機内食がおいしい
・CAさんの制服が素敵
・上質なサービス
・乗り継ぎに時間がかかる
・夜中の移動が多い
・値段が高め

スリランカ航空の特徴

おすすめの点

スリランカ航空の魅力は、何と言っても乗継の便利さです。朝に成田空港を出発すれば、夕方にはコロンボに到着、夜にはマーレに到着します。2日目の朝からめいっぱいモルディブを満喫できるのは嬉しいポイントです。

また、シンガポール航空に比べると値段も安めです。2016年5月時点の「JTB」と「阪急交通社」HPに記載されている東京発、スリランカ航空で行くモルディブツアーの値段はだいたい以下の通り。(※リゾートのランクやオプション、時期によっても値段は変わってくるので、一つの目安としてご覧ください)

【スリランカ航空ツアー料金の目安】

5日間 6日間 7日間 8日間
JTB
199800円~ 244800円~ 286800円~ 331000円~
阪急交通社 179800円~ 124800円~ 139800円~ 154800円~

リゾートにこだわらないなら、15万以下で行くこともできちゃうなんて驚きですね。旅費を少しでも押さえたいときには魅力的な航空会社です。

ちょっと心配な点

口コミなどを見ていると、機内食や機内でのサービスの点においてはちょっぴり心配です。とはいえ、多くを期待しなければ、特にサービスが悪いということはなさそうです。スリランカ航空は私は実際に乗っていないので推測ですが、せっかくのハネムーンだし、機内での快適さにもこだわりたい!という場合は向かないかもしれません。

また、おみやげを買ったりショッピングをしたりする場所は、マーレにもコロンボにもあまりありません。

とはいえ、乗り継ぎが楽なので、モルディブでの滞在時間は長く取れるため、時間を有効に使ってモルディブをめいっぱい満喫するためにはおすすめの航空会社です。

◆スリランカ航空で行くモルディブの旅
(>>JTB公式サイトで見てみる)
(>>阪急交通社公式サイトで見てみる)

シンガポール航空の特徴

おすすめの点

シンガポール航空は、上質なサービスと快適さが人気の航空会社です。機内食が美味しいという評価も高く、ハネムーンでモルディブに訪れる際に利用する人も多いようです。私たちも新婚旅行の際、シンガポール航空を利用しました(詳しいレビューは後述します)。

また、名古屋、関空、福岡からも発着するため、地方からの旅行でも便利です。

ショッピングを楽しみたいという人は、シンガポールの乗継地点「チャンギ空港」にてたっぷり時間があるので、広い空港内でのショッピングを楽しむことができます。プランによっては、シンガポール立ち寄りプランという旅行もあるので、モルディブの帰りなどに、シンガポールに立ち寄ることも可能です。

ちょっと心配な点

シンガポール航空は、機内は快適なのですが、乗継の時間がかかるのが大変なところ。行きは早朝にシンガポールに到着して、チャンギ空港で5時間、時間を持て余すことになります。

チャンギ空港は広く、お土産屋さんやブランドショップなどもかなり充実しているのですが、長時間ここで過ごしている時間が勿体ない!もっと早くモルディブに到着したい!と思う人には向かないと思います。

また、スリランカ航空に比べると値段もやや高くなります。

【シンガポール航空ツアー料金の目安】※東京発 2016年5月時点

5日間 6日間 7日間 8日間
JTB 246000円~ 277000円~ 311000円~
阪急交通社 169800円~ 184800円~ 199800円~

機内での快適性を重視する場合や、空港でのショッピングを楽しみたい人にはおすすめの航空会社です。

◆シンガポール航空で行くモルディブの旅
(>>JTB公式サイトで見てみる)
(>>阪急交通社公式サイトで見てみる)

シンガポール航空でモルディブに行ってきました

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これらを比較、考慮したうえで、私たちはシンガポール航空を選びました。実際に乗ってみたレビューをお話します。

関西国際空港より出発!

当時関西に住んでいたため、関空より出発。プランによっては深夜に出発する場合も多いようですが、私たちの場合、出発時刻は日本時間で午前11:00。

シンガポール航空のCAさんは、皆スタイルがよく、目鼻立ちがしっかりしててとってもお美しい!!吹き出物が出ただけで搭乗できないという、美への徹底ぶりなんだそうです。何より私は、一目見た瞬間に制服が気に入りました。サロンケバヤという民族衣装の制服は、体のラインがくっきり!!それを着こなすCAさんたちに見とれてしまいました。

ちなみに、これです(コスプレですがw)

15:00頃、飛行機の中では、ハネムーンケーキとシャンパンのサービスがありました。

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一言が添えられた手書きのカードにも、温かい心遣いを感じます。
(ちなみに、ハネムーンケーキはスリランカ航空にも付いているようです)

ケーキは、チョコレートが濃厚でとっても美味しかったです。わりとしっかりとしたホールでしたが、2人でペロリと食べてしまいました。

チャンギ空港での乗り継ぎ

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17:30頃、シンガポール「チャンギ空港」に到着。次の飛行機は22:30頃だったため、約5時間の時間があります。

一旦飛行機を降りて、空港内を散策します。チャンギ空港はとにかく広くて、3つのターミナルで構成されています(現在ターミナル4も建設中で、2017年開業予定)。

それぞれのターミナルにブランドショップやお土産屋さんが並んでいて、歩いて散策できます。ターミナル間を移動したい場合は「スカイトレイン」を利用します。時間がいっぱいあったので、違うターミナルにも行ってみましたが、お店や雰囲気は同じようなかんじでした。

休憩スペースもたくさんあって、とにかく規模が大きい!寝たい人用に、ベッドのようなイスや足のマッサージができるマシンもありました。

空港内にある蝶々園とサボテン園

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チャンギ空港には、空港内に蝶々がたくさんいる「Butterfly Garden」があり、無料で自由に中に入ることができます。ちょっとした昆虫園気分が味わえますよ。

たくさんのチョウチョが飛び回っていました。

サボテン園もあります。大きなサボテンや植物が面白いです。わざわざどうしても行くというほどのことはないですが、乗継の時間を持て余しそうになったら、訪れてみるといいと思います。

夜になってシンガポール発!

22:30頃、シンガポールからモルディブへむかう飛行機が離陸。

うーん、やっぱり5時間は結構長く感じました。空港散策は楽しめるのですが、往路でおみやげを買う気にはなれないし、私たち夫婦のようにあまりショッピングに興味のない人たちにとっては、ちょっと時間を持て余すかなーと思いました。行きはワクワク気分でなんとかなりますが、本などの暇つぶしグッズを持っておくとよいと思います。

飛行機に乗ったらすぐ、機内食。23:00頃の夕食だったので、お腹ペコペコでした。

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機内食はビーフをチョイス。どれも味がしっかりしていて、とっても美味しかったです。野菜もいろいろ入っているのが嬉しいです。ごはんとパンが両方付いているのは謎ですが(炭水化物!)、両方食べました。

深夜にモルディブ到着!

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モルディブに到着は日本時間で深夜2:00頃。いやー、長旅でした。

シンガポールからの飛行機で少し寝られましたが、飛行機で寝るのが苦手な人には、過酷な移動かもしれません。

また、モルディブのマーレ空港からリゾートまでの所要時間もしっかり把握しておきましょう。私たちはリゾートまでボートで約40分でしたが、ここからさらに小型飛行機で行かなければならないリゾートもあるので、要チェックです。

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復路の話

帰りは、深夜にマーレを出発、シンガポールに朝到着して、夕方日本に帰国しました。

正直、あまりにも帰りたくなさすぎて帰りの記憶があまりないのですが(笑)、帰りはチャンギ空港を散策する場所も尽き、往路ほどの空き時間はなかったので、朝ごはんを食べた後は大人しくしていたと思います。

行きはワクワクしているので、空き時間が長くてもあまり疲れませんが、帰りはかなりしんどいと思います。できれば、帰りの乗り継ぎ時間はできるだけ短いプランをチョイスすることをおすすめします。

シンガポール航空を利用してみて

1つの項目を5点満点で総合評価を出してみます。

サービス ★★★★★
機内食 ★★★★
乗継時間
経由地(空港) ★★★★
値段 ★★

やはり、サービスや快適さは満足できたものの、乗継に時間がかかるところはなかなか大変だと思いました。シンガポール航空を利用してモルディブに行く場合は、チャンギ空港での過ごし方を細かく考えておいた方がよさそうです。

◆シンガポール航空で行くモルディブの旅
(>>JTB公式サイトで見てみる)
(>>阪急交通社公式サイトで見てみる)

まとめ

いかがでしたか?

スリランカ航空も、シンガポール航空も、それぞれのよさがあり、どちらを選ぶかは何を重視したいかによります。

今回の比較によって分かったことは、2つ。

  • 安さと目的地までの時間を重視するならスリランカ航空がおすすめ
  • 機内での快適さやショッピングを重視するならシンガポール航空がおすすめ

モルディブは本当に素敵な国です。自分たちの理想の旅に合った航空会社を選んで、ぜひ訪れてみてくださいね。