離乳食・幼児食

離乳食の手づかみ食べまとめ*果物・おやき・蒸しパン・卵など

離乳食が進んで、カミカミ期(9~11ヶ月)、からパクパク期(1歳~1歳半)くらいになると手づかみ食べが始まります

手づかみで食べやすいメニューには、どのようなものがあるか、普段作っているメニューの中から簡単で家の子がよく食べているものを紹介します。

 

手づかみ食べ開始はいつから?

赤ちゃんによって手づかみ食べを始める時期は違うようですが、うちの場合は、9ヶ月のカミカミ期に入った頃から手づかみ食べに興味を持ち始めました。

最初は、一口大にちぎったものを手渡ししてやって、口まで運ぶ練習をしたところ、失敗して落としつつも、わりとすぐに上手に食べられるようになり、1歳になる頃には、お皿から上手に掴んで、口まで運べるようになりました。

一番最初に試したときは、かぼちゃのおやきを食べさせてみたのですが、かぼちゃは甘いので、手づかみで食べたらおいしい!と思ってくれたようです。最初は甘い系の野菜や果物がいいかもしれません。

 

手づかみ食べにおすすめのメニュー

1.食パン

これが1番楽なやつ。

うちは、食パンを買ってきて、そのままちぎってやると掴んで食べますw

作る手間もいらないし、すぐに食べさせることができるのですごく便利なのですが、ちょっとパサつくのが難点です。パサパサして食べるのを嫌がる場合は、少しミルクを含ませてチンしたあと、きなこをかけるのもオススメです。

2 イチゴ、りんご

果物系も手づかみで食べさせやすいので便利です。特に、イチゴが一口大に切ってすぐに食べさせられるので簡単です。りんごは、歯が生え揃わないうちはちょっと固いので、粗い角切りにしてレンジで40秒位温めれば柔らかくなって食べやすいです。

 

ちなみにうちの子は、輪切りのバナナも好きで、手づかみで食べます。が、滑る上にベタベタするので、ちょっとおすすめとは言えない…(バナナは一か所だけ皮を剥いて、スプーンですくって食べさせるのが一番便利ですね)。

3.いも・かぼちゃのおやき

作るのはちょっと面倒臭いですが、食べやすくておすすめなのが芋類やかぼちゃをつぶして焼くおやき

さつまいも、じゃがいも、里芋など何でもOKです(うちの子は甘いのでサツマイモが1番お気に入り)。芋の皮をむいて適当に切り、少量の水と一緒に耐熱容器に入れてラップをかけ、600Wの電子レンジで4分程度加熱します。柔らかくなったらつぶして、片栗粉を大さじ1程度入れて、平べったい形に成形してフライパンで焼きます(油は少量のオリーブオイル)。

味付けをしたい場合は、塩をひとつまみか、醤油を3滴位でokです。一緒に肉や野菜を入れても美味しくできます。いもの代わりにかぼちゃを使うのも便利です。

4.豆腐ハンバーグ

肉と豆腐を混ぜてハンバーグにするのもおすすめです。

使うのは、鶏胸のひき肉が無難ですが、カミカミ期後は、慣れてきたあたりで私は豚ひき肉や牛ひき肉も少しずつ使っています。豚や牛を使うときには、できるだけ脂身の白い部分は避けて赤いところが使うとよいです。

豆腐は皿などを重しにして電子レンジで1分ほど加熱し、キッチンペーパーで水分をとります。豆腐とひき肉、野菜(玉ねぎ、人参など)、つなぎに小麦粉を混ぜてから成形して焼きます。アレルギーの心配がなければ、卵やパン粉を入れてもOK。味付けは、タネにひとつまみ塩を入れるか、数滴醤油かチャップをつけるくらいで十分です。

 

5.蒸しパン

意外と簡単に作れるのが蒸しパンです。

この蒸しパンは、小麦粉(50g)、砂糖(5g)、ベーキングパウダー(小さじ1/2)、牛乳(50ml)と人参すりおろし(30g)を全部混ぜて、ラップをしてレンジで1分半加熱しただけ。1歳以降なら、ホットケーキミックスを使うのもアリですが、ちょっと個人的には糖分が気になるので、できるだけ小麦粉で作ってます。

きなこ蒸しパン、にんじん蒸しパン、バナナ蒸しパン、小松菜蒸しパンなどバリエーションも増やせるので、いろいろ作って冷凍しておくと便利です(でも冷凍するとちょっと硬くなっちゃうので場合によってはミルクなどでふやかした方がよいかも)。

おやつにも食べさせやすいですよ。シリコンのカップを使えば、ちょうど良いサイズの蒸しパンを作ることができるし、何度も使えるので便利です。

 

6.卵焼き、オムレツ

アレルギーには配慮が必要ですが、卵料理も手づかみに便利なものが多いです。

卵1個で作る卵焼きは、すぐに作れてプラス一品にも活躍します。卵一個で卵焼きが作れるフライパンを使えば、お弁当作りにも重宝します。

中に野菜や肉を入れて焼けばオムレツにもなります。卵料理はしっかり中まで火を通す必要があるので、焼いた後、少量の水を入れてフタをして蒸し焼きにすると安心です。卵が平気な子でも、しっかり加熱できてなくて、顔中湿疹が出てしまったという話も聞いたことがあるので、気をつけましょう。

まとめ

他にもアレンジ次第でいろいろパターンはありますが、ざっくり分類すると、私がよく子どもに食べさせる手づかみメニューはこれらの6種類です

手づかみ食べは、スプーンをうまく使うための第一歩。食べ物に興味を持ち、手先がうまく使えるようになるためにも、大事だと言われています。

が、正直手づかみのメニューを作るのは、思っていたより大変で意外と難しかったです。難しすぎてもだめだし柔らかすぎるとうまくつかめないので、結構失敗もします。でも、そんな時は固い時はお湯を入れて伸ばしたり、柔らかすぎた時は諦めてスプーンで食べさせたりと臨機応変にやりましょう。

ママの負担にならない程度に、離乳食に取り入れていきたいですね!