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ベビーバスはエアータイプが便利!助産師直伝の新生児の沐浴手順

子どもを出産後、産婦人科を退院したら、赤ちゃんとの生活が始まります。

新米パパママにとって、新生児の沐浴は、赤ちゃんのお世話の中でも特に緊張する瞬間。私も毎回、ドキドキしながらお風呂に入れています。

我が家で使ってみて、便利だった沐浴グッズと、助産師さん直伝の新生児の沐浴手順をご紹介します。

 

沐浴に必要なものと準備の仕方

必要なものを揃えておこう

まず、沐浴の前に、必要なものをあらかじめ準備しておきます。

いざ赤ちゃんを裸にしてから、あわわわ…と慌てないように、最初の準備は肝心です。必要なものは以下の10点。

 

◆お風呂場に準備するもの

  • ベビーバス
  • 湯桶
  • 赤ちゃん用ソープ
  • 薄手のタオルかガーゼ(赤ちゃんの体くらいのサイズ)
  • 沐浴用ガーゼ(ハンカチサイズ)

◆お風呂を出てすぐのところに準備するもの

  • バスタオル 3枚
  • 着替える服
  • オムツ
  • 赤ちゃん用綿棒
  • ティッシュ

準備の仕方

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ベビーバスの中には40度、湯桶に42度のお湯を溜める。
(冬場はすぐ冷めてしまうので、我が家では1度上げて入れています。)

②ベビーバスの中に薄手のタオルかガーゼ、湯桶の中に沐浴用ガーゼを入れておく。

③お風呂を出たところに着替え・オムツ・バスタオルをセットしておく。

 

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こんなかんじで下から順番に、バスタオルと服とオムツを置いておくと、すぐに着替えができて便利。

さらにその上に、バスタオルを置いておいて拭き終わったらバスタオルを置きます。

 

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そばに綿棒とティッシュも準備しましょう。

 

ちなみに、我が家で使っているベビーバスは、エアータイプのこちら。

 

 

空気で膨らませるプールのようなベビーバスです。使わなくなったら、空気を抜いて片付けやすいので、場所を取らないのがおすすめ。2人目以降に備えて、おうちに置いておくことも可能です。

使ってみたところ、お風呂自体がふかふかなので、赤ちゃんをぶつけてしまう心配がない分、安心感があるのがよいです。

 

ただ、このタイプは、一度お湯を入れると、ベビーバスごと移動させようとするとずしっと底が抜けそうになるので、あらかじめお風呂場など、赤ちゃんを入れる場所にベビーバスを置いてから、湯を張るようにした方がよいですね。

強度はもちろん、プラスチックのタイプの方がしっかりしてると思いますが、短期間しか使わないことを考えると、個人的にはエアータイプがおすすめです。安いしね。

 

お湯の量は「MAX」という表示のちょい下まで入れてます。

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赤ちゃん用のソープは、全身洗える泡タイプのものが楽です。ワンプッシュで泡立てる手間がいらないので、もたもたしなくて済みます。

 

沐浴の方法・手順を紹介するよ

それでは、赤ちゃんを実際にお風呂に入れてみたいと思います。

私は超新米の母親なので、上手くできている自信はありませんが、産婦人科で助産師さんに丁寧に教えてもらった通りの手順で進めるので、やり方自体は間違ってない…はず!

 

1.赤ちゃんの耳を塞いで支える

まずは、利き手と反対の手で赤ちゃんの頭を支えます。

このとき、水が入らないようにするため、親指と中指で赤ちゃんの耳を塞ぎ、手の平で首のあたりをしっかり支えます。

 

まだ首が座ってないので、ぐにょぐにょ動く新生児。

こ…怖い…!!!!

 

これ落としたら大変…と最初はかなりビビりますが、私は1週間くらいで慣れました。

そうっと足から湯に浸けてやります。そのあと、薄手のタオルを湯船の中で体にかけてやると落ち着きます。

 

こんなかんじ。

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手で体に湯をかけて、慣らせます。

ここでうちの子は、いつも気持ちよさそうな表情になるので、一旦安心。

 

2.顔をガーゼで拭く

次に、湯桶の湯に浸けておいたガーゼを使って顔を拭きます。

 

まずは目。目頭から目尻にかけて一度拭いたら、湯桶の湯で一度すすぐ。両目を拭きましょう(拭いているときは、赤ちゃんは目を閉じるので大丈夫です)

 

ガーゼの面を変えて、おでこ→ほっぺ→顎の順番で拭く。顔の半分ずつ、ガーゼをすすぎながら拭くと、清潔です。

 

鼻。小鼻のところに油や汚れがたまりやすいので、細かいところまでしっかり拭いて、ガーゼをすすぐ。

 

口。おっぱいでベタベタしてるので、きれいに拭いたら、顔終了。ガーゼは一旦置いておきます。

 

3.頭を洗う

湯船に入っているお湯を手で頭にかけていきます。

赤ちゃん用ソープを1プッシュ(半分プッシュくらいでOK)手にとって、小さな円を描くようなかんじで、くるくる頭に付けて泡立てます。

洗えたら、ガーゼを湯船(ここでは湯桶の湯は使わない!)の湯につけて、前から後ろへ拭き、泡を流します。湯船の中に泡が入るけど、気にしなくてOK。

 

4.体を洗う

体は上から順番に洗っていきます。

 

首。泡を付けて、2本の指を使って、シワの部分も丁寧に。

特に暑いときなどは、ここに汗が溜まって汗疹とか出やすいので、怖がらずに頑張って洗います(首怖いけど…!!!!)

 

次に、体にかけているタオルを半分だけはだけさせて、体の半分ずつ洗っていきます。

 

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泡を付けて、肩→腕→手の順に、掴んで洗う。手の平は泡がついたままだと口に入れてしまうので、湯船に浸けたまま洗って、すぐにすすぎましょう。

もう半分も同じように洗います。

 

へその緒。まだ取れてない場合は、指でつまんでクイクイクイと洗って、ぬめり気を取ります。ここは神経は通ってないので、普通にしっかり触って問題ないそうです。

 

恥ずかしいところも忘れずに…。一番汚れるところなので、丁寧に汚れをとってあげましょう。

 

太もも→ひざ→足。泡を取って、手で掴みながら片足ずつ洗えば、仰向け洗いは完了。

 

ここまできたら、かけていたタオルを取ります。このへんから雲行きが怪しくなってきて、うちの子はよく泣きます。

 

5.うつぶせで背中とお尻を洗う

ここからが、ちょい難関。

利き腕のひじから手首までの間部分に、赤ちゃんの胸のあたりを乗せて、うつ伏せにします。耳を塞いでいた手は離します。

 

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うっかり顔を浸けてしまわないように注意!

 

背中→お尻→足の裏側。

泡を手にとって、背中とお尻と足の裏側を洗います。赤ちゃんがうごうごするので、できるだけ手早く!でも落ち着いてするのが大切。

 

6.かかり湯で流す

ここまできたら、うつ伏せの姿勢のまま、手桶の湯をかけて泡を流します。

私は、1人で支えながらかかり湯をかけるのは難しいので、ここは夫と二人がかりでやってます。

 

うつ伏せを流せたら、再度仰向けに戻し、仰向け状態でもかけ湯。

 

だいたいここでギャン泣き。

 

7.バスタオルにくるんで素早く拭く

お湯で流せたら、バスタオルにくるんで、準備しておいた服のところへ直行。

 

くるんだ状態のまま、こすらずに押さえ拭きをします。

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へその尾は乾燥させなければいけないので、ティッシュを使って水気を取っておきましょう。

 

拭けたら、置いておいたバスタオルを取って、下にあるオムツと服を着せます(オムツはできるだけ素早く履かせないと、いきなりのオシッコ攻撃に遭います…)。

 

8.赤ちゃん綿棒で仕上げ!

最後に、耳と鼻の穴を赤ちゃん綿棒で掃除します。

耳は、穴の中まで入れず、見えている部分のホコリや耳垢のみ取ればOK。鼻の穴も見えている鼻水を絡め取ればOK。

 

最後に、水分補給のために授乳したら完了です!

 

沐浴は慣れるしかない!

最初、産婦人科で教えてもらったときは、赤ちゃんがグラグラするのが怖すぎましたが、1週間くらい毎日入れていると、少しずつ慣れてきました。

パパにも協力してもらって、一緒に練習するとよいと思います。

私も、まだまだ最初から最後まで泣かさずに入れるのは難しいですが、少しずつ上達していきたいなぁ…。